欧州、寒波で260人超死亡 ローマ26年

欧州各地が激しい寒波に見舞われている. 中・東欧を中心に1月下旬から零下30度を下回る冷え込みが続き、AFP通信によると4日までに、旧ソ連ウクライナの122人を含め、ポーランドの45人など計260人を超す死者が報告された. 26年ぶりの本格的な雪だというローマでは非常事態が宣言され、観光地も閉鎖された. 凍死者の多くはホームレスの人たち. ウクライナでは約1600人が低体温症や凍傷で病院に運ばれ、約2千の緊急シェルターは避難者であふれかえった. チェコルーマニアブルガリア、旧ユーゴスラビア諸国、バルト三国などでもホームレスの凍死が相次いでいる. 寒波は市民生活も直撃している. ウクライナの首都キエフでは大雪の影響で物流が滞り、品薄で休業するスーパーが続出. 旧ユーゴスラビアセルビアボスニア・ヘルツェゴビナでは、雪で交通が遮断された村々に救助隊がヘリコプターで食料や医薬品を運んだ. ブルガリアではドナウ川の一部が凍りついた.

ロンドン五輪第16日の11日(日本時間12日午前)、ボクシング男子ミドル級決勝で村田諒太(東洋大職)がブラジル選手を破り、ボクシングの日本勢では1964年の東京大会以来、48年ぶりとなる金メダルを獲得した. 東京証券取引所は7月から、現物株の取引システムの売買速度を現在の2ミリ秒から1ミリ秒(1千分の1秒)以下に速くする. ニューヨーク証券取引所並みの速さになるという. 大量の株を頻繁に売買し、利益を稼ぐヘッジファンドなど機関投資家の要望に応える.