ボーン・バイクのヨロコビ.

ボーン・シリーズの亜流として期待せずに見れば面白いが、新たなるボーン・シリーズとして少しでも期待して見ると終盤までは結構退屈. シリーズの正式な続編にして、ジェイソン・ボーンとは別のエージェントであるアーロン・クロスの活躍を描いたこの作品. これまでシリーズの脚本を担当してきたトニー・ギルロイが監督を務めた割には、あまり面白いと思える脚本ではありませんでした. ハナからNo.3とNo.5の対決をメインに描いてくれ. 見終わった後にそう思えるほど、謎を提示するばかりで一向に話が進まない退屈な前半、編集がいい加減すぎる中盤に劇場のあちらこちらから欠伸が漏れる漏れる. そりゃ国家的陰謀と戦うエージェントの話ですから極秘計画云々は必要ですけど、アクションを挟まずにひたすらトレッドストーン計画が何だの、アウトカム計画が何だのばかりが続けば観客は疲れますよ. しかも雪山で出会った左遷エージェントも許されぬ恋が云々と匂わせておきながら、あのミサイル一発強制退場でその恋の話も有耶無耶. さらにシェアリング博士が襲撃される中盤にしても、場面が変わったらいつの間にかシェアリング博士が拘束されかけ、また場面が変われば博士の自宅に火を放つ決意も見せずに家が燃えている始末. おいおい、もう少し丁寧に見せるという演出をする気はなかったのか…とまたまた欠伸が続くんですよね. ところがマニラに逃げたアーロンことNo.5とシェアリング博士が、バンコクから送り込まれてきたアジア系エージェントNo.3とバイクチェイスを繰り広げる終盤は有無を言わせぬ面白さで欠伸などしている暇なし. 特にこのNo.3がNo.5よりも動きにくい服装にも関わらず機敏な動きで屋根を伝い、殺し屋らしい非情な表情でパトカ-を走らせ、エージェントとしての余裕など微塵も見せない必死の形相で白バイで追いかけては八百屋にダイブし、そして最後はシェアリング博士の十六文キックで見事に鉄柱に追突・回転・退場する様は素晴らしいの一言. もちろんこんな素晴らしいエージェントに負けず劣らず戦うアーロンのバイク捌きも見事だっただけに、アウトカム計画が離脱したエージェントを始末する計画ならハナからNo.3がNo.5を狙うシンプルな構成でも良かったのでは? と思えてしまうんですよね. あとエドワード・ノートンの悪役もこの程度では物足りないです. やはり彼には相当頭のキレる悪役でいてもらわないと. てな訳でそのお姿を見るたびに『スターリングラード』でのきれいなおしりを思い出さずにはいられないレイチェル・ワイズも、続編以降はフラカ・ポテンテと同じ扱いにされるような気がしてならない〆方で終わる、何とも高評価しにくい映画でした. 深夜らじお@の映画館 はレイチェル・ワイズお姉様のような色気が大好きです. ※お知らせとお願い ■ 【元町映画館】 に行こう. 今日はお休みなので、軽めにシュミの世界を. さて、ネットサーフィンしておったら、 木村信也(Shinya Kimura) さんの活動報告動画を見つけ、これが男くさくてかっこよかったナリ. ☆shinya kimura@chabott engineering 木村信也(SHINYA KIMURA) 1962年東京生まれ 琉球大学を卒業後、約8年のバイク屋修行を経て、三河の山奥で『リペアショップ・チャボ』を開業. 92年に『ゼロエンジニアリング』を立ち上げ約13年間活動. 日本におけるトップバイクビルダーのひとりとしての地位を確立すると同時に、アメリカのバイクショーへ出品. 多数のアワードを受賞. そして、06年1月『チャボエンジニアリング』の立ち上げと同時に活動の拠点をL.A.に移す. パーソナルテーマは「 カスタムバイクはアートになり得るか? 」 ※ tokyo hip stars club.com さんより抜粋 日本の江戸時代の文化だったり、様式美みたいなものは、(モーターカルチャーや遊び文化の発達した)L.A.にて受け入れられるのではないか. そう考えアメリカに渡った木村氏. 言われてみれば、日本刀の美しさは極限まで「切れる」ことを追求された結果であって. 「人が乗って」「速さを追求した」バイクの形そのものが、モノとして美しくなるのは至極当然な論理なのだと考えます. さあ、スピードバイクの美しき形をもう一発. ☆世界最速のインディアン ※上記映画は実話なので、元気ない人は今すぐにでも見るべし. -------------------------------- バイクはクルマに比べて、無駄なエクステリアがそぎ落とされて、エンジンがむき出しだったりするところが、動物的というか、機能美にあふれててスキ. そしてまた「音」がいい. 田舎の田畑あふれる半人工的な自然を、 井上ひさし さんは「二次的自然」と呼び「人間が見たとき、最も心休まる風景」と称しました. それと同じように、エンジンの音も、まったくの人工音ではなくて、人間の前向きなエネルギッシュさでコントロールされているものであって、その「半動物感」がタマラナイ. ☆Honda music そうなんですよね. 天気のいいお休みの日にこんなブログ読んでるばっかりじゃなくって(ボクのアニメ見てる暇があったら、公園に行って遊べばいいんだby宮崎駿センセイ)、エンジンかけて、今日はでかけちまいましょう. ニンテンドーDSカンファレンス! 2005.秋」にてソフトが多数公開されました. 個人的に気になるタイトルをピックアップします. 2006年発売予定のアドベンチャーゲーム逆転裁判4カプコン 『ディティクトハッカー(仮称)』 任天堂ウィッシュルーム(仮称)』 任天堂 購入検討中 11月23日 『おいでよ どうぶつの森任天堂 12月8日 『シムズ2 はちゃめちゃホテルライフ』 エレクトロニック・アーツ 情報元 電撃オンライン: http://mautauvisball.hatena.ne.jp/data/news/2005/10/05/f2dcec80b07cd9aded81e11e54400d3b.html.