新国立競技場デザイン、11月決定 総工費

米国で発掘され鹿児島市の県文化センターで展示されている恐竜の化石2体の姿勢が46年ぶりに変わった. ゴジラばりの直立をやめ、頭と尾を水平にした. 「一体まとまって日本に来た最初の標本. 7割が本物の化石というのも希少」(県立博物館)というが、1966年に設置した姿が近年の定説とずれた. 肉食のアロサウルスが草食のカンプトサウルスを低い姿勢で襲う場面が16日に完成した. 子どもの視線から見るのがベスト. 「大人も童心にかえって見て. 朝日新聞社は27日の取締役会で、秋山耿太郎社長(67)の退任と、後任の社長に木村伊量取締役(広告・企画事業担当)が就任する人事などを決めた. 秋山社長は代表権のない取締役会長に就任し、日本新聞協会長を引き続き務める. 役員人事は6月26日の株主総会と臨時取締役会で正式決定される. ◇ 木村伊量(きむら・ただかず)早大卒、1976年に朝日新聞社入社、東京本社政治部長、ゼネラルマネジャー兼同本社編集局長、西部本社代表などを経て、2011年6月から取締役(広告・企画事業担当). 58歳. 国立競技場(東京都新宿区)の建て替え計画を進めている日本スポーツ振興センターは20日、新競技場のデザインを決める国際公募の要項を発表した. 募集期間は9月25日までで、2回の審査を経て絞り込み、11月中旬に決定する予定. 総工費は約1300億円を見込んでいる. 完成後50年以上が経つ国立競技場は老朽化が進み、収容人員(約5万4千人)は国際大会の開催基準に照らすと少ない. 新競技場は開閉式の屋根がある約8万人収容の規模となり、日本で2019年に開催するラグビー・ワールドカップや、東京都が招致を進める20年夏季五輪の主会場に想定されている. 審査委員長の建築家・安藤忠雄氏は「大変短い募集期間だが、工事スケジュールも限られている. 世界の英知を受け入れたい」と話した. 財源について、同センターの河野一郎理事長は「まず文部科学省とよく協議したい」と話し、なるべく国の予算でまかなうよう働きかける意向を示した.