民意破壊しているのは誰」 尖閣問題で人民

関西学生野球の春季リーグは22日、わかさスタジアム京都で第7週の3回戦1試合があり、関学大が勝ち点を3に伸ばした. 前日に連敗を60で止めた京大は、2002年秋以来、19季ぶりの勝ち点を狙ったが及ばなかった. 関学大は蒔野(4年、名古屋)が完封で今季4勝目. ◇ 関学大1―0京大. 中国共産党の機関紙「人民日報」が、「中日関係の民意の礎を破壊しているのは誰だ」と題する論評を掲載した. 尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権問題を巡る日本の政治家の動きを批判した. 日本の対中感情が悪化したことへの強い懸念を示しつつ、関係改善への努力を訴えた. 論評は27日付. 東京都による尖閣諸島の購入計画を踏まえ、都議らが26日に同諸島を視察したことなどに触れ、「一部の政治屋は問題をあおることで両国の民意の対立を激化させている」と批判した. また、日中のNPOとメディアの共同世論調査で、中国の印象を「良くない」とした日本人が8割を超えたことにも言及. 「領土問題をあおった政治家の責任は逃れがたい」とした.