ポケットモンスターブラック2・ホワイト2

映画の冒頭で三部作構成だと謳っておきながら日本での興行成績次第で2作目の製作されるかどうか決まるとまで言われている 『ライラの冒険黄金の羅針盤』 ですが、なぜこのような事態になっているのかがついに判明しました. それはこの映画会社のニューラインシネマが消えることが確定したからだそうです. というのもこれまでタイムワーナー傘下などで40年に渡り独立系映画会社として 『ロード・オブ・ザ・リング』 シリーズでアカデミー完全制覇まで成し遂げたニューラインシネマがこの度ワーナーブラザーズに完全吸収されることが決定. これからはワーナーブラザーズ映画の一部門となりニューラインシネマという企業名は映画界から消えてしまうそうです. ちなみに今回の完全吸収の主な原因は 『ライラの冒険黄金の羅針盤』 が全米で7000万ドルしか稼げなかったことと、ワーナーブラザーズが前々からニューラインシネマの海外配給のノウハウを欲しがっていたことだそうです. そもそもニューラインシネマという会社は映画を製作する前に海外の配給会社に先に配給権を購入してもらい、それで集めた資金で映画を作るスタイルをとっていた企業らしく、そのノウハウはワーナーブラザーズのような大手でも注目すべきものだったそうです. そこへ全米での 『ライラの冒険黄金の羅針盤』 の興行不振が重なって完全吸収が実現する運びとなったそうで、ワーナーブラザーズとしても海外で大ヒットしているとはいえ全米では不振のこの不安なシリーズを続けるべきかどうか、現在思案中だとか. つまり世界第2位の市場である日本で稼げると計算できれば、仮に2作目も全米でコケても日本で取り返せるから大丈夫という訳なんでしょうね. となればますます日本での大ヒットをと願いたいものなのですが、面白かったという感想もそこそこあれども、「なんだかなぁ~」という感想も負けず劣らずあるみたいで、果たして続編の製作はあるのかどうか・・・今後の興行ランキングに注目です. しかし映画ファンとしては馴染み深いニューラインシネマのロゴがもう見れなくなるのは淋しいです. そういえば『シックスセンス』で一躍有名になったスパイグラスエンターテイメント製作の映画も最近見ていないですし、ハリウッドの縮図もこれから大きく変化していくんでしょうね. 深夜らじお@の映画館 は組織に吸収されるのが基本的に嫌いです.

普通のミステリーに落ち着いたのかと思いきや、やはり世界的ベストセラーにもなった本格派ミステリーは最後まで見ないとその面白さが味わえないことを思い知らされる映画でした. 新たに増える謎、次々と登場するリスベットの過去に関与する人物たち. これらが最後の最後にあれだけの見応えを与えてくれるとは思いもしませんでしたよ. 前作 で描かれた少女失踪事件を解決してから1年. 雑誌「ミレニアム」の記者ミカエルたちが次に追うのは少女買春組織ということで、また別の新たな事件が始まり、その過程でリスベットとミカエルが共同戦線を張るのかと思いきや、今回この2人が顔を会わせるのは最後の一度だけ. つまりこの映画は 前作 とは一転、終始ミカエルとリスベットが別行動で話を進めていくんですよね. とは言っても2人が目指す所は同じなのでややこしくならないのがこの作品の面白いところ. 要は買春事件を追っていた若い記者やリスベットの後見人でサディストブタ野郎のビュルマンが殺されたことでリスベットが容疑者として浮上すると、リスベットは自ら潔白を、ミカエルはリスベットの潔白を証明すべく動くだけと至って単純明快. ただそこにミカエルが追う人身売買事件、その事件に絡む公安警察のOB、テレボリアンというかつてリスベットを収監していた精神病院の主治医、リスベットを追う筋骨隆々金髪男、ザラという謎の人物などの新たな要素だけでなく、ビュルマンが残したあのDVDや12歳のリスベットが実父に火をつけたという過去の事件までもが見事に絡んでくるところが、単純明快でありながらも本格的なミステリーの面白さをも十二分に味あわせてくれるこの作品ならではの魅力. 特にザラという人物が実はソ連から亡命してきたスパイで、なおかつリスベットの父親であると分かるくだりはゾクゾクでしたよ. だって12歳のリスベットが火をつけたDV親父がザラチェンコということは、彼女が男性を特別憎しみ嫌うあの性格になった理由も筋骨隆々金髪無痛症男がザラがドイツで作ったリスベットの異母兄ニーダーマンであることも全て、人身売買・淫売といったキーワードで繋がってしまうんですもん. この 前作 で残した謎もしっかりと解いてくれるこの面白さ. 本当にたまりませんでしたね. そして様々な点が一本の線となった時にイェーテボリで起こる、とある家族の一悶着どころではない一悶着も本当に見応えたっぷり. 土の中から出てきた血塗れのリスベットが納屋でザラに食らわす一撃、震える手でニーダーマンを狙い放つ銃弾、そして疫病神を除くと唯一信頼できる男性であるミカエルに抱かれながら気を失うその血塗れの表情など、リスベットがパンクな衣装を身に纏っていないこともあってか、よりか弱き女性にも見えてくるその姿に、さぁ舞台も要素も全て揃った第3作ではミカエルはどう動くのか、リスベットはどう戦うのかがより楽しみになってくるんですよね. まさに第1作と第3作を見事に繋ぎながらも、一本の作品としての面白さも十二分に兼ね備えたこの映画. 改めてこれが5部作だったらあと3作もこんな見応えたっぷりな満足感を味わえたんだろうなぁと思えて仕方ありませんでしたよ. 深夜らじお@の映画館 が火と戯れていると多分通報されると思います. ※お知らせとお願い ■ 【元町映画館】 8.21より開館! ■ 【ABCアシッド映画館】 の復活を. 謎に包まれた伝説のポケモンポケモンは『 ポケットモンスター 』シリーズ最新作『 ポケットモンスターブラック2・ホワイト2 』を2012年6月に発売することを発表した. 対応機種はニンテンドーDS. 公式サイトでは「謎に包まれた伝説のポケモン」という一文も. ※『 ポケットモンスターブラック2・ホワイト2 』の公式サイト→ こちら.