鳩山元首相、イラン訪問へ 大統領らと会談

民主党鳩山由紀夫元首相が6~9日、同党の大野元裕参院議員とともにイランを訪問することがわかった. アフマディネジャド大統領らとの会談を調整している. イランの核開発問題で原油供給への影響も懸念されるなか、核開発見直しなどを訴える考えだ. 鳩山氏は政府特使の立場としてではなく、民主党の「外交担当」最高顧問として訪問するといい、政府の外交との整合性を問われる可能性もある. 大野氏は中東調査会上席研究員などを務めた中東情勢の専門家. 米国はすでに対イランの金融制裁措置を決定. 日本は米国の要請に基づきイラン産原油輸入を大幅に減らした. イランはホルムズ海峡封鎖で対抗する構えを見せており、原油供給に影響が出る恐れが出ている.