首相動静―4月21日

第2日、バドミントン女子ダブルス 1次リーグ】 初戦から持ち前の粘り強さを発揮し、女子ダブルスの末綱、前田組が接戦を制した. 相手は過去一度も勝ったことがなかったというデンマークのリュダユール、ペーダーセン組. それでも、末綱は「とりあえず、ほっとしている」と表情を緩めることはなかった. 0―1で迎えた第2ゲームで本領を発揮した. 「粘るだけでは駄目だけど、自分たちはまずそれが一番」と前田. 相手の強打を拾って、嫌な所へ落とす. じわじわ追い詰めて序盤で6―2と突き放し、その後も連続ポイントを奪った. 第3ゲームは、中盤までシーソーゲーム. だが、前田は「(相手の)球のスピードが鈍くなった」と感じていた. 驚異的な2人の粘りは、確実に相手のスタミナを奪っていた. 18―15と、このゲームで初めて3点差をつけ、勝負を決めた. D組の中で、末綱、前田組は現在の世界ランクで3番目. ランク上位の相手をひとまず倒した意味は大きいが、あと2戦を残し、気は抜けない. 「守ってばかりの部分もあった. 反省して次につなげたい」と末綱. 既に気持ちは次戦に向いていた. (時事). 午前】7時55分、東京・元赤坂の迎賓館. 8時40分、日本・メコン地域諸国首脳会議参加者を出迎え. 52分、記念撮影. 56分、首脳会議. 10時30分、終了. 47分、共同記者発表. 11時33分、公邸. 【午後】1時54分、迎賓館. 3時2分、カンボジアのフン・セン首相. 前田国交相ら同席. 46分、無償資金協力に関する署名式と共同記者発表. 4時20分、ベトナムグエン・タン・ズン首相. 前田国交相ら同席. 5時4分、終了. 30分、ミャンマーのテインセイン大統領. 枝野経産相、前田国交相ら同席. 6時33分、終了. 36分、無償資金協力に関する署名式と共同記者発表. 7時10分、首相主催の夕食会. 8時15分、終了. 26分、公邸. 名古屋市河村たかし市長の南京虐殺否定発言を受け、中国・南京で3月2日に予定されていたロサンゼルス五輪金メダリストの山下泰裕氏らを招いた柔道の国際交流や式典が27日、中止になった. 発言が日中交流に影響したのが明らかになったのは初めて. 中止になったのは、山下氏らが日中交流を進めるために協力し、日本外務省が資金を出して整備した日中友好柔道館の2周年記念式典など. 関係者によると、山下氏や日本の学生柔道家ら約30人が南京入りし、柔道教室や山下氏の講演会などを開く予定だった. しかし、河村市長の発言がきっかけで南京市体育当局が中止を打診. これを受け、山下氏ら一行が南京入りを断念した. 市当局者は「市民の怒りが万が一にも交流に悪影響を及ぼすことを心配した」と説明. 昨年から準備を進めてきた関係者は「多くの人が期待していた交流が、1人の市長の発言でつぶれて本当に残念. (河村市長は)各方面にどんな影響が及ぶか考えて発言して欲しい」と話した. (上海=奥寺淳).