応募総数5,862作品の中から選ばれたの

スクウェア・エニックスは、Wii U/WiiRPGドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン(以下、ドラゴンクエストX)』についての情報を公開した. 『ドラゴンクエストX』では、インターネットを使って新たなストーリーを楽しめるクエストが配信される. 冒険の進行と直接は関係ないが、どのクエストも数話にわたって奥深いストーリーが展開する他、クエストを達成すれば、職業にちなんだ役立つ装備アイテムなどがもらえる. 発売後も、新たなストーリーが展開するクエストが、ゲームに追加される. 今回、本日配信される予定のクエストと、30日に配信予定のクエストが公開された. ●なげきの妖剣士 第1話・さまよえる怪物 配信予定日: 2012年8月27日 受注条件: 黒のキーエンブレムを持っている 受注場所: グレン城(オーグリード大陸) クリア報酬: きつけそう×3 オーグリード大陸・グレン城で起こる物語をクリアすることで受けられる連続クエストの第1話. バグド王の側近であるチグリ大臣からグレン周辺で魔物が出現するというウワサを聞き、真相を確かめるため、目撃者からの情報収集を依頼される. 平和なはずのグレンに、再び彼らを悩ませる暗雲がたちこめる. お城のおひざ元に恐ろしい魔物が出現した!? 魔物を見た者がいるという獅子門の集落へ行き、目撃者を探すことに. クエストをクリアすることで、クリア報酬の他に"名声値"が手に入る. ●なげきの妖剣士 第2話・明かされる過去 配信予定日: 2012年8月30日 受注条件: クエスト"なげきの妖剣士"第1話をクリアしている 受注場所: グレン城(オーグリード大陸) クリア報酬: おうごんのかけら×2 グレンをさまよう魔物の目的を突き止めるべく、大臣のチグリは学者のダンデルを呼び寄せる. 彼によると、その魔物はグレン城の歴史そのものに関わりがあるようだ. そのグレン城の歴史が記されているという歴史書を探すのが、このクエスト. どうやらその書物は、ランドンフット方面にある書庫に保管されているらしい. グレン城にやってきたダンデルから今回のクエストを受注する. 歴史書を保管している書庫はランドンフットにあるという. 地図を使って書庫にたどり着くと、あの賢者エイドスが立ちはだかる. 今回の"事件"と関わりがあるのだろうか.

本日11月11日、東京都内で第18回電撃大賞の贈呈式が開催された. 電撃大賞は、アスキー・メディアワークスが主催する小説大賞およびイラスト大賞. 第18回となる今回は、総数5,862作品(小説部門: 5,293作品、イラスト部門: 569作品)の応募が寄せられた. 選考委員は、小説部門が高畑京一郎氏、時雨沢恵一氏、佐藤竜雄氏、鈴木一智取締役、徳田直巳電撃文庫電撃文庫MAGAZINE編集長、佐藤達郎メディアワークス文庫編集長の6名. イラスト部門が天野喜孝氏、出渕裕氏、衣谷遊氏、緒方剛志氏、鈴木一智取締役、徳田直巳電撃文庫電撃文庫MAGAZINE編集長の6名となっている. 以下で、受賞者の氏名および作品名を紹介していく. なお、イラスト部門については受賞者名のみを記載する. 第18回電撃大賞 受賞作品・受賞者 応募作品総数5,862作品 ●小説部門... 5,293作品(長編: 3,443作品/短編: 1,850作品) 【大賞】 『エスケヱプ・スピヰド』九丘望(福岡県/22歳) 【金賞】 『あなたの街の都市伝鬼! 』聴猫芝居(奈良県/24歳) 【銀賞】 『ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー』三河ごーすと(埼玉県/22歳) 【銀賞】 『勇者には勝てない』来田志郎(新潟県/29歳) 【メディアワークス文庫賞】 『侵略教師星人ユーマ』エドワード・スミス(広島県/27歳) 【メディアワークス文庫賞】 『やまびこのいる窓』成田名璃子(東京都/35歳) 【電撃文庫MAGAZINE賞】 『明日から俺らがやってきた』高樹凛(神奈川県/29歳) 【選考委員奨励賞】 『ミニッツ ~一分間で世界を滅ぼす方法について~』切小野よも治(福岡県/30歳) ●イラスト部門... 569作品 【大賞】 hakus(三重県/20歳) 【金賞】 桶谷完(愛知県/28歳) 【金賞】 竜徹(岡山県/28歳) 【銀賞】 久杉トク (京都府/23歳) 【銀賞】 そと(静岡県/21歳) 【選考委員奨励賞】 新堂みやび (大阪府/21歳) ※敬称略 本日の贈呈式に参加した受賞者と選考委員たち. 小説部門のプレゼンターは佐藤竜雄氏が、イラスト部門のプレゼンターは衣谷遊氏がそれぞれ担当. また賞金やトロフィーを受賞者に手渡した後、各部門ごとの総評を読み上げた. 佐藤竜雄氏総評 非常に季節外れな格好をしていますが、これは最終審査の格好をしていけば、その時の記憶がよみがえり、イイ総評をできるかもと思ったからです(笑). 折しも最終審査の日は台風で、台風が上陸して過ぎ去るまでずっと審査をしていました. 今回で小説部門の審査に携わるのは5回目となりますが、5回もやってくると大きな流れを感じられるようになってきました. 今回は「こういうジャンルは一般に認知されている、こういうジャンルを目指している」と確信を持って送ってくる人が増えたなぁ、と思います. 最初に選考委員として参加したころは、おもしろい作品、何か引きつけるものを持っている作品を選んでいるだけでしたが、今回は特に、電撃文庫メディアワークス文庫の大きな節目に立ち会っている感覚がありました. そんな中で審査員して、ここに立っていることはとてもラッキーなことだと思います. 今回受賞された方々も、そうした中でスタートラインを着ることができたのはラッキーだなと思います. 皆さん、これからも頑張ってください. 衣谷遊氏総評 ここ数年の傾向ですが、全体の技術レベルが上がっていて、送られてくる作品のレベルも拮抗(きっこう)してきたイメージがあります. これは賞自体が広く浸透し成熟してきたからなんだと思っています. そんな中で、hakusさんの作品が大賞に選ばれたのは、幻想的な雰囲気やメリハリの効いた色使い、キャラクターの表情などでもっとも個性を感じたからです. 他の受賞者の皆さんも構図や色使い、キャラクターなどとてもいいものを持っていると思います. 1日も早く仕事を取って、最前線で活躍していただきたいと思います. また、本日式に参加した受賞者たちに、受賞の連絡をもらった時のエピソードや、贈呈式にやってきた今の気持ち、そして今後の抱負などについて語ってもらったので、次ページでお届けする. 興味がある人はご覧あれ. →受賞者たちのコメントは次ページでお届け! (2ページ目へ) 1 2 次へ.