海外組の宇佐美・酒井高が合流 サッカー男

日本大学野球選手権は12日、神宮球場と東京ドームで開幕し、1回戦7試合があった. 広島経大(広島六)は広瀬(4年、萩商工)が2安打完封. 35回目の出場の福井工大(北陸)は6大会ぶりに白星を挙げた. 東北福祉大(仙台六)は永田(3年、花咲徳栄)の3点本塁打で逆転勝ちした. 神宮の大体大(阪神)―三重中京大(東海)は雨で中止になり13日の東京ドーム第4試合に順延された. ◇ 広島経大1―0四国学院大、道都大5―2国際武道大、奈良産大5―3福岡大、福井工大5―3西日本工大、八戸大8―1岡山商大、愛知学院大3―1上武大、東北福祉大3―1関東学院大. 男子サッカーの23歳以下(U23)五輪日本代表が16日、英国中部のパッキントンで合宿に入った. MF宇佐美(ホッフェンハイム)とDF酒井高(シュツットガルト)も合流. 右ひざ痛のDF吉田(VVVフェンロ)も全体練習に初参加した. 五輪初戦のスペイン戦の10日前に、全18選手とバックアップメンバー4選手の計22人が初めてそろった. この日は小雨が降る中で約1時間、ミニゲームなどで汗を流した. 関塚監督は「練習をやる時間は少ない. 色々なことをやって、混乱させるわけにはいかない」と危機感を口にする. 選手を複数のポジションで試す時期は終わった. 練習から一つに固定し、連係を深めていく. 所属クラブに優先権があったために、合流が遅れた海外組2人はコミュニケーションの重要性を強調する. 宇佐美は「個々の選手のイメージは分かっている. あとは一体感が必要」、酒井高は「短い期間で、どれだけみんなと話ができるかが大切」と話している. 21日に国際親善試合U23メキシコ戦を終えてから、初戦の地グラスゴーに向かう. 合宿でどこまで共通理解を深められるか. (吉田純哉).