サッカー韓国選手「竹島領有」掲示 IOC

第16日、競歩女子20キロ】 女子20キロ競歩の日本勢3人は、世界記録の出たハイペースに、スタート直後からついていけなかった. 25歳の渕瀬は8キロ付近の19位から、粘ってじわじわ順位を上げたが、トップとは3分39秒差の11位に入るのがやっと. 「やっぱり五輪は、ペースが落ちない. そう簡単にはいかない」. 37位に沈んだ27歳の大利は「代表としてこの結果はすごく情けない」と悔し泣きした. 渕瀬の11位は、日本勢の過去最高. 3大会連続の五輪出場で18位だった32歳の川崎は「競歩界をもっともっと熱くしたい. もっと層が厚くなって、競争すれば世界で戦える」. 今後はサポート役に回るという. (木村健一). 国際オリンピック委員会(IOC)のアダムス広報部長は11日、日韓戦となった10日のサッカー男子3位決定戦の試合後に、韓国の選手が竹島(韓国名・独島)の領有権を主張する紙を掲げたとして調査に乗り出すことを決めた. スポーツソウル(電子版)などの韓国メディアが、試合後に朴鍾佑(パク・チョンウ)選手が「独島は我々の領土」と韓国語で書かれた紙を頭上に掲げている写真を掲載し、発覚した. この紙は、試合中は会場に応援に来た韓国サポーターが掲げていた. アダムス広報部長は「私は韓国語が読めないので、あとでもう一度写真を見て対応を検討する. 政治と五輪は相いれないものだ」と話し、朴選手を11日夕の表彰式に出席させないよう韓国五輪委に求めた. 朴選手は表彰式に姿を見せなかった. 五輪憲章は、五輪施設や試合会場での政治的メッセージを含む宣伝活動を禁じている.