日ロ、初の2プラス2 安保協力強化で一致

17年前に生まれたパズルゲームがパワーアップ! 『 パズルボブル 』がアーケードゲームとして登場したのは1994年のこと. この年世間では、今も続いている長寿番組『 めざましテレビ 』の放送がスタートし、スタジオジブリの映画『 平成狸合戦ぽんぽこ 』が公開され、F1ドライバーアイルトン・セナが事故死するという悲しいニュースがあった. ゲーム業界では、なんといってもセガサターンプレイステーションの発売が大きな出来事だったと思う. 私も発売当時にセガサターンプレイステーションを購入したナベさん(友だち)の家に行き、順番を待ちながら遊んでいたっけ. あぁ、懐かしい! さて、そんな今から17年前に世に出たパズルゲームが、iPhoneのアプリとして復活した. これまでもプレイステーション・ポータブルニンテンドーDSでシリーズ作品が発売されているので、遊んだことはなくても名前を知っている人は多いはず. シリーズ最新作となる本作は、オリジナルの要素はそのままに、バブルをジャンプさせて狙った場所に落とせる"ジャンプショット"や、バブルを交換する"ホールド"などの新要素が満載. シリーズ未経験者はもちろん、往年のファンも昔を懐かしみながら、新鮮な気持ちで遊べる内容になっている. ★ ダウンロードはこちらから (App Storeにつながります) 【バブルの発射方法は2種類】 ・スリングショット バブルをタップしてドラッグしながら引っ張った後、放すと発射される. ・タップショット 発射したい場所をタップすることで、その場所に向けて発射される. 本作は、画面の上から降りてくるバブルが画面下の足場に到達した後、3カウントが経過する前にノルマを達成するとクリアーできる. バブルは3個以上揃えると消せるので、いかに効率よくバブルを消していけるかがこのゲームのカギ. 消したいバブルを直接狙うのはもちろん、ジャマなものがあって直接狙えないときは、バブルを壁にぶつけて反射させたり、"ジャンプショット"を活用したりすることが重要になる. また、通常のバブルのほかに、特殊な効果を持ったバブルも多数登場. バブルの効果を生かして使うことができれば、有利にプレイすることができるのだ. 壁に反射させてバブルを消すと、反射させた回数に応じて得点にボーナスが加算されてオトク! 発射状態をキープすると、ジャンプショットにチェンジ. 指を離すと落下地点にバブルを放てる. ホールド機能を使えば、ホールドにストックしておいたバブルと砲台のバブルを交換でき、好きな色のバブルを任意のタイミングで放てるようになる. スターバブルは、くっつけたバブルと同じ色のバブルが消える効果を持つ. 支点のバブルを狙えば短時間でクリアーできることも. バブルを消してゲージを溜めると強力なボムバブルをゲット! ボムバブルを使えば周囲のバブルを巻き込んで破壊できる. ステージをクリアーするためのノルマは、バブルをすべて消すといったスタンダードなものから、バブルを消してフレンドを助ける、バブルに埋もれた石版を落とすといったいくつかのパターンがある. そのにかにボスと戦うステージが用意されており、ボスによって攻略法がちょっとだけ変わるのも高ポイント. パズルゲームは単調な内容になりがちだが、これらの要素のおかげで長時間でも楽しく遊べるゲームになっている. パズルゲーム好きはもちろん、アクション性も高いので、アクションゲームが好きな人にもオススメ. これを機会に、名作パズルゲームをぜひ体験してほしい! (ジャイアント黒田) "もんすた"が次々とバブルを運んでくるステージもある. 急いでバブルを揃えてクリアーしよう. ボス戦ではバブルを消して後、ボスに直接バブルをぶつけることで、ダメージを与えることができるのだ. つぎつぎに出現するバブルを消していくモードも収録. ハイスコアを目指せ! 【ニューパズルボブル】 対応機種:iPhone/iPod touch 価格:600円[税込] (C)TAITO CORP.

鈴木拓也、園田耕司、モスクワ=駒木明義】日ロ両政府は2日、初の外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)を都内で開き、新たな海賊対策共同訓練を開催するなど、安全保障分野での協力を強化することで一致した. 領土問題を抱える両国間で2プラス2が開かれるのは異例だが、中国への対応などをめぐって、互いの思惑は大きく食い違った. 日本側は岸田文雄外相、小野寺五典防衛相、ロシア側はラブロフ外相、ショイグ国防相が出席. 会合では海上自衛隊ロシア海軍によるアデン湾での海賊対処部隊間の共同訓練を実施することや日ロサイバー安全保障協議を立ち上げて定例開催することに合意した. 日本側が今回の2プラス2開催で意識したのは中国の存在だった. 中国を戦略的パートナーと位置づけるロシアとの関係を強化することで、中国に揺さぶりをかけることを狙った. 会合では岸田氏から中国の軍事力増強と海洋進出について説明した. 今回の開催は2月の次官級戦略対話で日本側から提案. 4月の首脳会談で決まった. 予想外の短期間での合意に、外務省幹部は「ロシアも中国の海洋進出を警戒している」と見ていた. ところが、ロシアは日本側の「2プラス2は中国への牽制(けんせい)」という見方に強く反発. 開催直前にロシア外務次官が「我々が、中国がいないところで中国について議論しないことを、日本側はよく知っている」というコメントを発表し、「中国牽制論」を打ち消した. ふたを開けてみれば、今回の2プラス2への日本の期待は空回りに. 日本側の出席者の一人は「日本側から中国について言いたいことを伝えたが、ロシア側は乗ってこなかった」と打ち明けた. もう一つ、日本政府が期待したのは、両国が抱える最大の懸案である北方領土問題の進展だ. 2プラス2に合わせて開かれた外相会談では、領土問題の実務を担う外交当局の次官級協議の2回目を、来年1月末にも開くことで合意. 日本側からは「腰が重いロシア外務省を動かした」と評価する声もあがった. ただ、今回の会談ではロシア側の領土問題への認識に変化はなかった. 一方、これまでロシアが2プラス2を開いた相手国は、米、英、仏、伊の4カ国で、安全保障上の対立を抱える国が中心. 対立点についても率直に意見交換する場という位置づけだ. 日本が安全保障上で緊密な関係を持つ米、豪と開いてきたのと目的が異なる. 事実、ロシア側は会合で、米国が進めているミサイル防衛(MD)システムに強い懸念を示した. 小野寺氏は日本国内のMD配備に「我が国の防衛のためで、純粋に防御的な手段」と理解を求めたが、ショイグ氏は終了後の記者会見で「アジア太平洋地域の戦略バランスを崩しかねない」と表明した. ◇ ■日ロ2プラス2での主な合意事項 ・海上自衛隊ロシア海軍の間でのテロ・海賊対策共同訓練 ・アデン湾における海賊対処部隊の共同訓練 ・防衛担当相の相互訪問の定例化 ・日ロ海上幕僚協議の立ち上げ ・日ロサイバー安全保障協議の立ち上げ、定例化 ・PKO分野の意見交換・情報共有.