陽兄弟対決、ハムの弟に軍配 タカ摂津、地

8日、日本ハム7―6ソフトバンク) ソフトバンクの陽耀勲(29)と日本ハムの陽岱鋼(25)の台湾出身の兄弟対決が初めて実現し、弟が勝った. 7回1死、4番手の陽耀勲の初球のツーシームだった. 陽岱鋼は狙い澄ましたように、中前にはじき返した. 打たれた瞬間、兄は左拳をグラブにたたきつけて悔しがり、弟は一塁塁上で手をたたいた. 陽岱鋼は対戦を熱望していたそうで、「興奮した. この運命に感謝しています」. 陽耀勲は「絶対勝ちたかったが、悔しい」と、再対決を望んでいた. ロンドン五輪第11日の6日、レスリング男子グレコローマン60キロ級の3位決定戦で、2010年世界選手権銀メダルの松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)がカザフスタン選手を破り、銅メダルを獲得した. グレコローマンの日本勢のメダルは00年シドニー大会69キロ級銀メダルの永田克彦以来. 大英博物館のコレクションから、古代エジプト人の来世観を表す「死者の書」などの貴重な作品を紹介する「大英博物館 古代エジプト展」(朝日新聞社など主催)の記者発表が12日、東京・六本木ヒルズであった. 世界最長全37メートルの「死者の書」をはじめとするパピルス文書や、きらびやかな装飾品、彩色が施された棺やミイラマスクなど、約180点を展示する. 記者発表会では同展監修の近藤二郎早稲田大学文学学術院教授が見どころを説明. 「大英博物館のパピルスのコレクションは世界的に有名. 古代エジプトの作品がこれだけ美しく残っているのは非常に貴重」と話した. 同展のサポーターに俳優の堺雅人さんが就任することも発表された. 5月に大英博物館を訪れ、今回の展示物などを見る予定の堺さんは「大英博物館はこれまで3回訪れましたが、知の迷宮を探検するようでいつもわくわく. 今回も新たな作品との出会いを期待しています. パピルスなどの展示物を通して古代エジプトの人々が何を考えていたのか、その息吹を感じてみたい」と話した. 同展は六本木ヒルズ52階の森アーツセンターギャラリーで7月7日から9月17日まで開催される.