東京、一時76円14銭 3カ月ぶりの円高

1日の東京外国為替市場では、米国の景気回復への期待感が弱まり、ドルが売られている. 午前10時過ぎには一時1ドル=76円14銭と、約3カ月ぶりの円高ドル安水準となった. 午後1時時点では、前日午後5時時点より9銭円高ドル安の1ドル=76円20~25銭. 対ユーロでは同84銭円高ユーロ安の99円57~64銭. 前日に米国で発表された住宅価格や個人消費関連の指標が予測を下回り、ニューヨーク市場でドルが売られ、東京市場でもその流れを引き継いだ. ただ、市場では「政府・日本銀行による円売りドル買いの為替介入に対する警戒感もあり、一方的にドルを売る動きにはまだなっていない」(大手銀行)との見方が根強い. 第70期将棋名人戦順位戦B級1組(朝日新聞社毎日新聞社主催)の12回戦6局が3日、東京と大阪の将棋会館で一斉に指され、8勝目を挙げた深浦康市九段と橋本崇載(たかのり)七段のA級昇級が決まった. A級在籍は、深浦九段が4期ぶり通算4期目、橋本七段は初となる. 順位戦A級は、名人への挑戦権を決める10人総当たりのリーグ戦. テニスの全豪オープン第4日は19日、メルボルン・パークで男女シングルスの2回戦があり、男子シングルスで日本勢は、主催者推薦枠で世界ランキング117位の伊藤竜馬(たつま)は同81位のニコラ・マユ(フランス)と対戦し、第2セットを終えて6―1、6―7. 第24シードの錦織圭は同94位のマシュー・エブデン(豪)と対戦する. 女子シングルスは、第4シードのマリア・シャラポワ(ロシア)が、同144位のジェミー・ハンプトン(米)を6―0、6―1で下し、第12シードのセリーナ・ウィリアムズ(米)は同49位のバルボラ・ストリツォバ(チェコ)を6―0、6―4で破った.