電撃鉄砲隊 第21回】発売間近! 大作F

怒りのアフガン! そんなこんなで第21回なんですけど、今回はなんと! エレクトロニック・アーツさんよりPS3/Xbox 360/PCで10月21日に発売される新作FPSメダル オブ オナー(以下、MoH)』のテストROMを入手しちゃったので、先行プレイレポートなんぞをお届けしたいと思います. やったぜ! オトナの都合でいつもの日曜日からずれましたが、そこはお察しください! 『MoH』シリーズといえば、第2次世界大戦を題材にしているイメージが強いのですが、今度の最新作は現代戦! 今なお内戦やテロ活動が続く不安定なアフガニスタンが舞台となっております. そういえば、今まで『MoH』シリーズの多くはサブタイトルが付いていましたが、本作のタイトルはドシンプルに『メダル オブ オナー』となっております. 舞台も現代になったし、心機一転ということなのでしょうか. ところで、本作のタイトルとなっている"メダル オブ オナー"についておさらいしておくと、米軍の軍人に与えられる最高位の勲章のことで、日本語では名誉勲章とか議会名誉勲章とか呼ばれます. つまり、最高に勇敢な兵士に与えられる最高に栄誉ある勲章といえましょう. 「オレにも1個ちょうだい」とか、冗談でも言えない雰囲気です. アフガニスタンで現在進行形で繰り広げられている米国の対テロ戦争. アフガニスタンの国土は全国的に山がちな高地で、首都のカブールでも標高約1,800メートルと、ここでの戦闘は非常に過酷といえるでしょう. そんなアフガニスタンの地形がリアルに再現されています(いや、行ったことないけど). ROMをもらって、難易度"ミディアム"で即プレイし始めましたが、マジでハマる! 『メダル オブ オナー』シリーズ最新作の特徴は? さて、プレイレポートの前に『MoH』ならではの魅力について簡単に解説しておきましょう. ちなみに、今回のプレイレポートはPS3版で行っています. Xbox 360版と基本的な内容は変わりませんが、一応ご了承ください. 魅力1: 実在する米国のエリート兵"Tier 1(ティアーワン)"の元オペレーターが開発に協力! "Tier 1"というのは正直初耳なんですけど、全米軍兵士の中でも数百人しかいない最高ランクのエリート兵士たちなんだそうです. そこに属する隊員は"Tier 1 オペレーター"と呼ばれ、極秘任務を遂行しているんだとか. そんな精鋭of精鋭たちの、アフガニスタンにおける実体験をもとに制作されたのが本作ということなのです. ひと言で言うと、超リアルだと. 魅力2: マルチプレイは、『バトルフィールド』シリーズを手がけたEA DICEが担当! 本作のマルチプレイは、人気FPSシリーズ『バトルフィールド』を手がけてきた制作スタジオ、・EA DICEが開発を担当. 『バトルフィールド』大好きな青毛野郎としてはそれだけも興奮モノなんです. しかも、本コラムにもたびたび登場している『バトルフィールド バッドカンパニー2』でも使用された"フロストバイトエンジン"を本作のマルチプレイにも採用. 建物を攻撃して破壊することが可能だったりして、白熱した対戦が楽しめそうです. ていうかせっかくROMがあるんだから試してみたいところなんですが、発売前でまだマルチプレイができないのであった. まあ、当たり前ですが. ちなみに、対戦人数は最大24人です. ゲームモードをチェック! ではでは、まずモードの紹介をしておきましょう. ●シングルプレイ ・キャンペーン: いわゆるストーリーモード. 難易度は"イージー"、"ミディアム"、"ハード"の3種類から選べる. ・TIER 1: キャンペーンで一度クリアしたミッションをプレイし、制限時間内にクリアを目指すモード. クリアタイムはネットワークランキングに登録されるので、世界最速を目指す楽しみもある. シングルプレイですがネットワークに接続しないとプレイできないので注意(今回のプレイレポートでは未プレイ). ●マルチプレイ ・プレイ: 実際に対戦するモード. ルールは5種類が用意されている. ・キャリア: マルチプレイ時に使用する武器のカスタマイズができる. また、マルチプレイ中に獲得した勲章の確認も可能. ・ストア: ダウンロードコンテンツが入手できる. この他、様々な設定を変更できる"オプション"、一度見たムービーなどが見られる"エクストラ"があります. オプションでは画面の明るさなども変更できます. 明るいほうが敵が見えやすくて有利ですが、明るくしすぎて雰囲気を壊さないようにネ! →ボタン配置や操作方法もしっかりチェック! (2ページ目へ). マイクロソフトは、東京・ベルサール秋葉原で"Xbox 360 シューティング フェスタ! 2010"を本日2月27日に実施した. その模様をお届けする. このイベントは、Xbox 360でリリースされている、もしくは今後リリースされるシューティングゲームに焦点を当てたもの. ここで初めて試遊可能なタイトルがあり、メーカー各社からの発表が行われるとあって、会場はかなりのにぎわいを見せていた. 入場の開始前からかなりの行列ができ、開場後も入場制限が行われるほどの盛況ぶりだった. 開場後の会場外周には、入場を待っている人がズラリ. まずは、ゲームメーカーによるステージイベントが行われた. セガ5pb.ケイブの3社から、マーケティング担当者や開発者が登壇. 新作についての話を行った. このうちケイブの『デススマイルズIIX』については、 別の記事 で詳しく紹介しているのであわせてご覧いただきたい. セガ・CSマーケティング部の山下靖さんは、Xbox LIVE アーケードアフターバーナー クライマックス』を紹介. Xbox LIVE アーケードならではの特徴としてHD対応やEXオプションを挙げた. EXオプションは、条件を満たすことで解除されるオプション機能で、これを使えば誰でもクリアできるようになるという. 「毎日プレイすれば誰でも全解除できるように作っている」とのこと. ちなみに配信日は「会社からダメと言われた」そうで"今春"と述べるにとどまったが、同社の昨年春に出たアレよりも前には出るらしい? と意味深な発言も. 昨年というと『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム Ver.5.66』が思い浮かぶが... . 5pb.マーケティング事業部の梅本昭仁さんはまず、アップデート提供が遅れている『怒首領蜂 大往生 ブラックレーベル EXTRA』について謝罪. マイクロソフトと協力しながら鋭意対応を進めているとした. 一方で、4月22日に発売となる『ケツイ~絆地獄たち~ EXTRA』はしっかり作り込んでいるので「安心してほしい」と力を込めた. この他同社は、完全オリジナルの新作シューティングゲームを2010年内に発売することを明らかにした. この作品の詳しい情報の発表は、『ケツイ~絆地獄たち~ EXTRA』の発売後を予定しているとのこと. ケイブからは浅田誠プロデューサー(写真右)に加えて、イラストレーターの井上淳哉さん(写真左)も登壇した. 『デススマイルズIIX』は5月27日に、『ぐわんげ』はXbox LIVE アーケードで2010年内に、それぞれ発売する予定. ちょうど今『デススマイルズIIX』の開発が佳境を迎えているようで、「死ぬ思いでやっている(浅田さん)」「全然寝ていないです(井上さん)」と2人は観客を笑わせていた. 制作総指揮の浅田さんは、アーケード版の反省を生かして「自分の納得がいくまで作り込みます」と力強い発言. 『ぐわんげ』について、現在明らかになっているイラスト2点を掲載する. 収録モードは、アーケード版、ケイブ祭り特別版をさらに改良した"ぐわんげ青(改)"、Xbox 360のコントローラでの操作に特化したアレンジ版の3つを予定しているとのこと. この後は、新作旧作のシューティングゲーム試遊イベントがスタート. 発表されたばかりの『デススマイルズIIX』や『ぐわんげ』、未発売のものでは『旋光の輪舞 Duo』、『KOF SKY STAGE』、『RAYSTORM HD』、『アフターバーナー クライマックス』、『ケツイ~絆地獄たち~ EXTRA』などをプレイすることができた. どのタイトルも順番待ちで長い行列ができていた. 発表されたばかりの新作をいち早くプレイできるとあって、会場は人、人、人の大盛況. 『デススマイルズIIX』は5台の試遊機があったものの、抽選で当たった人だけしかプレイできない状態だった. ホリの各種ジョイスティックや、ナナオのモニタもあり、なかでも『ケツイ~絆地獄たち~ EXTRA』はモニタを縦にした状態でのプレイが可能となっていた(左写真).