日本の高校生4人が銀メダル 生物学オリン

米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長は6日、不具合で停止中のカリフォルニア州南部のサンオノフレ原発を視察した. 三菱重工業製の蒸気発生器の配管が破損し水漏れが起きた問題について、「非常に珍しい現象で、深刻な問題だ. 原因を究明し、安全が確保されるまで再稼働はしない」と述べた. 視察後、近くのダナポイントで記者会見した. 蒸気発生器についてヤツコ氏は「放射性物質を外界に出さない壁の働きをする、安全上極めて重要な部分だ. 我々が通常目にする現象ではない」と指摘した. 約2年前に納入したばかりだが、3号機で破損、原子炉が緊急停止した. 蒸気発生器の設計自体、米国で珍しいタイプだという. 定期点検中だったもう1基の2号機でも配管摩耗が見つかった. 原因究明に時間がかかれば夏場に州南部が電力不足に陥る懸念もあり、閉鎖した発電施設を復活させる案なども州内では浮上している. (ダナポイント=藤えりか). 東京電力東日本大震災の発生後、顧問計29人に総額1億5600万円の報酬を支払っていたことがわかった. 野田内閣は17日、この事実を記載した政府答弁書閣議決定した. 一人当たり月額で約90万円にのぼるという. 自民党河野太郎衆院議員の質問主意書に答えた. 答弁書によると、震災発生時に東電には26人の顧問がいたが、その後経営合理化の一環で削減. 今年3月31日付で11人(うち有給は8人)いた顧問全員を退任させている. 答弁書では有給か無給かは明示していないが、元会長の荒木浩氏、那須翔氏ら東電出身者や、石田徹・元経済産業省資源エネルギー庁長官ら官僚OBらが顧問として名を連ねていた、としている. 世界の高校生らが生物学の知識を競う第23回国際生物学オリンピックシンガポールで開かれ、14日に結果が決まった. 日本から荒木大河さん(宮崎・県立宮崎西高3年)、野田夏実さん(東京・桜蔭高3年)、前田智大さん(兵庫・灘高2年)、依田和樹さん(東京・筑波大付属駒場高3年)の4人が参加し、いずれも銀メダルを獲得した. 59カ国・地域から計236人が参加した.