愛があれば真相は見える!? 『うみねこの

アルケミストは、PS3用ソフト『うみねこのなく頃に散 ~真実と幻想の夜想曲~』を12月15日に発売する. 価格は8,379円(税込). 本作は、PS3用ソフトとして昨年リリースされた『うみねこのなく頃に ~魔女と推理の輪舞曲~』の完結編. 原作となった、07th Expansion竜騎士07さんの『うみねこのなく頃に』同様に、4つのエピソードを順番に読み進める形で進行し、途中に選択肢はほぼ存在しない. 『うみねこのなく頃に散 ~真実と幻想の夜想曲~』は、Episode5~8を収録. 新たに10人以上のキャラが登場し、どのキャラクターも多彩な動きを見せるという. すべてのシーンをフルHD(1,920×1,080)仕様で制作し、鮮明な映像を楽しめる. キャラクターデザインは、原作の肖像画やパッケージイラストを担当する江草天仁(えくさたかひと)さんと、ゆるキャラを手がけたFFCさんが行っている. ◆収録エピソード "Episode5 End of the golden witch" 六軒島で起きたとされる、右代宮一族の連続怪奇殺人事件. 4つのエピソードを経て勝利を手にしたはずの右代宮戦人だったが、なぜその事件が引き起こされたのか、という肝心の謎はいまだ解明されないままだった. 戦いに敗れたことで、自我を失い、抜け殻のようになった魔女ベアトリーチェ. そんな彼女と向き合いながら、戦人はこれまでの惨劇(さんげき)がなぜ引き起こされてきたのか、その理由と意思の存在を探り出そうとしていた. そして、新たな推理幻想によって構築された六軒島を訪れる1人の少女、古戸ヱリカ. 彼女は戦人に代わり、次々と魔女の謎に挑んでいく. "Episode6 Dawn of the golden witch" 古戸ヱリカとの推理勝負の中、右代宮戦人はついに魔女ベアトリーチェの真意に気づいて、六軒島で起きた事件の謎の正体を解き明かした. そしてそれを証明するため、自らが創りだした推理幻想に物語を集結させ、ベアトリーチェを永遠の眠りへつかせようとする. しかし、第5のゲームで屈辱的な思いをさせられたヱリカは、その恨みを晴らすべく戦人の物語をロジックエラーとして破綻させようと策略をめぐらせる. その罠にはまった彼は、逆に虚構の牢獄へと閉じ込められてしまった. その一方、惨劇が起きた後の世界で謎の解明に挑む右代宮縁寿は、旅の途上で意外な人物と出会う. それは、六軒島の真相に至ったと豪語する者だった. "Episode7 Requiem of the golden witch" 推理幻想の勝負でヱリカを討ち果たし、物語を完結させることでベアトリーチェを永遠の眠りへとつかせた右代宮戦人は、自らが到達した真実について何も語ることなくどこかへと去っていく. そして、いつもとはどこか違う10月4日の六軒島に1人の男が召喚された. 彼の名は、ウィラード・H・ライト. 天界大法院の異端審問官であるライトは、魔女に指名された助手とともに真相究明に乗り出す. そして彼らは、右代宮家が今日の繁栄を築くに至った過去の出来事にたどり着く. すべては右代宮金蔵が、ベアトリーチェと出会ったことから始まった. "Episode8 Twilight of the golden witch" 右代宮縁寿はゲームマスターである戦人に12年前の"あの日"に招かれ、ついに兄との再会を果たす. しかし、その幸せで笑顔に満ちた親族たちの光景に納得がいかず、更なる真実を求める. 「... だったら、縁寿. お前はどんな真実なら納得ができるんだ? 」 優しくも厳しい言葉で縁寿に問いかける戦人. 真実はその場にいて、その目で見たものにしかわからない. そしてそれは、必ずしも望み通りの内容とは限らない... . 戦人から真実への鍵を託された彼女が選ぶのは真実への扉か、それとも... ? ◆原作・竜騎士07さんのコメント コンシューマの皆さん、こんにちは. 竜騎士07です. 『うみねこのなく頃に』の後編、『うみねこのなく頃に散』をお届けします. 戦人とベアトのミステリーとファンタジーを戦わせる物語は、いよいよこの『散』にて完結いたします. 長きにわたる戦いと探求の物語の結末を、どうかお見届けいただければ幸いです. 『うみねこのなく頃に散』には、『うみねこのなく頃に』をはるかに超えるトリックの事件が待ち受け、未だに屈服しない貴方を、今度こそ打ち砕こうと待ち構えています. その一方で、これまでの事件の大きなヒントや、核心に踏み込むような重要情報がたくさん詰まっています. それらは、この魔法と幻想で覆い隠そうとする奇怪な事件とトリックの数々に挑もうとする皆さんにとって、大きな手助けとなるでしょう. さて、誤解しないでいただきたいのは、この『散』にはすべてのトリックの答えがわかるような単純な答えは記されていないという点です. 『散』にはたくさんのヒントと重要な手掛りが隠されています. しかし物語は最後まで、あなたの推理する余地を奪いはしません. ファンタジーとミステリーの融合した、この複雑奇怪なる魔女幻想に、自らの知力だけで推理に挑む、そんな方にだけ挑んでいただきたい、無数のヒントと手掛り、そして新たなる挑戦. それが『散』なのです. ようこそ、『うみねこのなく頃に散』の世界へ. 魔女幻想と密室推理. 最後の知的ゲームを始めましょう. →次のページでキャラや限定版を紹介.